一眼レフカメラを楽しむなら、1本は持っておきたい標準レンズ。 質量(重さ)約155g と非常に軽くコンパクトな標準レンズ。明るい単焦点レンズの魅力に触れたくなったとき、気軽に使えるレンズです。近距離性能に優れ、接写リングやリバースリングを併用してのクローズアップ撮影も楽しめます。
描写や性能の個人的メモ
- AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gの旧型となる標準単焦点レンズ
- 新型の方がレンズ構成が一枚多くなり、重量も30グラム増えている。また当たり前であるがコントラストと解像度を表すMTF曲線でも新型が良い結果を残している。
- 新品価格は新旧で大した変わりは無く、中古ならば旧型が12000円程で安く手に入る。この程度の差であれば新型の新品を18000円で買うほうが納得できそうである。
- レンズ内モータも非搭載なのでD40やD60ではAFができない点にも注意。
- 以下はD200でのテスト結果。(Nikkor AF 50mm f/1.8 D - Review / Test Report)
- 0.2%ほどの樽型歪曲。全く問題はない。
- 周辺減光はf1.8で0.66Evと少しだけ出るが、f2.8以降は何の問題もない。
- 解像度に関しては、中央部はf1.8で最高評価であるExcellentで、周辺部は上から3ランク落ちてfair評価となった。f4で解像度はピークとなり、 中央部はExcellent評価で、周辺部は上から1ランク落ちてVeryGood評価。
- 色収差はf1.8で1.2ピクセルと少し多めに出るが、f4で0.75ピクセルとなり、絞れば改善される。
- 総評では「AF速度も問題なく、周辺部の描写がシャープでない以外は大きな問題点がない。 価格パフォーマンスが非常に良いレンズ」とのこと。
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