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発売日 | 2004年 6月25日 |
販売価格 | 56,000円 | |
レンズタイプ | 標準ズーム(DX) | |
最大径×長さ(重量) | 73x75.5mm(390g) | |
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ニコンDXフォーマットの標準ズームレンズ。高速性と静粛性を両立するSWM駆動方式を採用。高倍率ズームながら小型・軽量化を実現しました。 3枚のEDレンズと、1枚の非球面レンズを含む新設計の光学系により、無限遠から至近距離まで諸収差を補正し、高い描写性能を発揮。使用頻度の高い焦点領域をカバーしながら、高機能かつ高性能でコストパフォーマンスにも優れたレンズです。 ■光学系の特性上、撮影距離が短くなるにしたがって焦点距離が短くなります。
描写や性能の個人的メモ
- しっかりとした描写にもかかわらず、中古の価格帯が1万円程のコストパフォーマンスが良いレンズ。D70などの標準キットとして付属されていたレンズで、中古の玉数が非常に多いため手に入れやすい。似た価格帯の標準ズームを中古で安い順で並び替えると18-55mm(新旧問わず)>18-70mm>18-105mm>16-85mmとなる。18-55mmは今までに3種類出ていますがどれも格安となっている。
- 18-55mmはVR(手振れ補正)搭載ではあるが、18-70mmと比べるとテレ端が15mm短くなり開放F値も少し暗くなる。描写面では18-70mmが18-55mmに優っている点は「解像度の高さ・色収差の少なさ」となる。反対に劣っている点として「歪曲収差・周辺減光の大きさ・重さ・大きさ」が挙げられる。
- 以下はD200(8MP)でのテスト結果(Nikkor AF-S 18-70mm f/3.5-4.5 G IF-ED DX - Review / Test Report)
- 18mmで3.49%の非常に大きな樽型歪曲を見せた。24mmでは1%の樽型と中程度で、40mm以降は0.5-0.8%の糸巻き型歪曲となった。
- また18mmの新たな弱点として周辺減光が挙げられる。18mmの開放では1.6Evと非常に大きな値を見せるが、F5.6以降は0.7Ev以下となり絞ることでかなり制御できる。18mmに次いで70mmも周辺減光が出やすい傾向があり、開放では1.13Evと大きめの値を見せた。これも絞ることで容易に制御できる。24-40mmでは開放でも0.6Ev以下なので、ワイ端とテレ端の開放のみに気を付ければ良い。
- 解像度に関しては実験において非常に良い結果を出した。18mmに関しては同じ絞り設定の「17-55mm f/2.8」に匹敵する性能を見せた。24mmの開放が若干の弱点となるが、F5.6まで絞ることで解消される。
- 中央部の解像度はズーム全域で開放からExcellent(最高評価)となる。
- 周辺部の解像度はズーム全域で開放からVeryGood(上から2ランク目)となったが、24mmでは四隅の描写がGood(上から3ランク目)となり若干落ちる。F5.6-8で解像度はピークに達し、18mmではExcellentに達し24-70mmでも優秀な値となった。
- 色収差は全ての絞りと焦点距離で0.8ピクセル以下となり、実撮影では大きな影響はない。標準ズームとしてはよく補正されている。
購入しました
ニコン18-70mmとシグマ18-200mmの解像度比較購入したので記事を書きました。
AF速度は最新のレンズと比べると若干遅い気がする。 標準域ではAFの速さは重視していないので個人的は問題なし。中央部から周辺部までしっかりと解像してくれるのが強みであると思う。
購入金額はヤフオクで9000円。18-55VRより若干高めの価格設定のレンズが目立った。 手振れ補正は無いが、安くて描写の良い標準ズームなので満足度は高そう。
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