望遠レンズで満月を綺麗に撮る方法

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望遠レンズでの月撮影時の設定やらを簡単に解説!
初心者向け記事かつ自分自身もそれほど詳しくないです。
生暖かい目で見て行ってくれれば幸い。

今回は望遠レンズと三脚を担いで、近所で満月を撮って来ました。
三日月とかも好きですが、撮るならば満月がやはり写真映えする。

J-20120109_221006
Nikon D90 + Nikon Ai AF 300mm F4 ED + kenko pro 300 1.4X DG
1/250秒 F11 ISO200 ±0EV WBオート 420mm
他の使用機材の記事: 三脚 / リモートレリーズ

トリミング+アンシャープと少しだけ露出補正してあります。
古いタイプのレンズで撮っているため、解像力の低さと色収差に悩まされる。
デジタル専用レンズで撮るならばもう少し綺麗に撮れると思います。

機材について

  • カメラ:マニュアル露出が出来るもの
  • 望遠レンズ:焦点距離300mm以上が望ましい。
  • リモートレリーズ:有れば便利だが無くとも良い。
キットレンズの55-300mmとかでもパソコン鑑賞程度ならばOK。
撮ろうと思えばコンデジでも撮れます。 トリミング前提ですが。
画質的には望遠レンズを使ったほうが良い。出来れば単焦点レンズ。

撮り方

マニュアル露出モードで撮ります。
カメラのダイヤルやメニューから「M」を選べばOK。
露出関連を自分で設定するモードです。
  • 露出はマニュアルで、ISO100・F8・SS(シャッタースピード)1/125。出来上がりを見てシャッタースピードを変えていく。明るすぎ・暗すぎの場合はSSを変えて綺麗に映るまで試す。
  • 三脚を使用してもシャッターを押し込む瞬間にはブレてしまう。リモートレリーズを使うか、もしくはタイマーを使ってシャッターを押した数秒後に撮るように設定する。
まずは月を画面の中心に置いてピントを合わせる。
後は上の設定の通りに撮れば完了。
絞り値やSSを変えて好みの絵が出るまで何回か撮っておくとよいでしょう。
ISOは上げ過ぎるとノイズが出てしまうので、出来れば100程度に固定しておきたい。

絞り優先・シャッタースピード優先モードでも撮るのは可能です。
その場合はISOを100あたりに固定して、スポット測光で撮りましょう。
月にフォーカスを合わせると、適正な露出をカメラ側が判断してくれます。 

元画像

上の方に満月の写真がありますが、それの元画像です。
RAWを修正なしでそのまま現像して、リサイズ無しでアップしています。

J-20120109_221006-1

35mm換算630mmで撮ってもこの位の大きさとなる。
月を画面いっぱいに写すならば1500mmくらいのレンズが必要となるそうです。
DXフォーマットで800mm F5.6にテレコンを噛ませば行けるのではないか?
しかし、そのクラスのレンズは私にとってユニコーン並にファンタジーな存在となる。


2012/01/10 お昼
内容を少しだけ修正 
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