発売日 | 2007年 8月30日 | |
販売価格 | 79,000円 | |
レンズタイプ | 高倍率ズーム(DX) | |
最大径×長さ(重量) | 79x100mm(610g) | |
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独自の手ブレ補正機構を搭載したデジタル専用高倍率ズームレンズ。室内や夕景の撮影、望遠側の撮影で起きやすい手ブレを気にする事なく撮影を楽しめます。 SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラス、非球面レンズを採用し、諸収差を良好に補正。最短撮影距離はズーム全域で45cm、最大撮影倍率は1:3.9。インナーフォーカスの採用で遮光効果にすぐれた花形フードの装着が可能、円偏光フィルターの使用も容易です。
描写や性能の個人的メモ
- シグマ 18-200mm F3.5-6.3 II DC OS HSMの旧型となる高倍率ズームレンズ。私はヨドバシカメラの店頭で31800円の10%ポイント付きで購入しました。ニコン純正の18-200より割安だったのが大きな理由です。新型登場による品薄のため新品購入は次第に厳しくなっていきそうです。新型の新品 or 旧型の中古という選択肢がコストパフォーマンスが高そうです。
- 手振れ補正の効き方は大いに満足でき、レンズ交換がし辛いシチュエーションでは大いに活躍できる。絞って使えば便利ズームとは思えない描写を見せることもあります。
- しかし以下のテスト結果からも分かるように、像面湾曲の影響が色濃く出るため描写面では少し気になる部分がある。実撮影でも一部の焦点距離では周辺が大きく流れているのを確認しています。また、ぼけ味もお世辞にも綺麗とは言いづらい。あとテレ端が暗い(300mmの開放がF6.3)こと、AF時にピントリングも連動して回ってしまうため、レンズの持ち方自体が窮屈になってしまうのが欠点であった。
- 他の選択肢としてタムロンの18-270mm(B003もしくはB008)やニコンの純正18-200もあるが、どれも高倍率の弊害のため描写面では多少の問題が見られるようです。価格差を気にしないならば、個人的にはニコン純正18-200の描写が問題点が少ないように見える。
- 以下はキャノンのEOS350D(8MP)でのテスト結果(Sigma AF 18-200mm f/3.5-6.3 DC OS (Canon) - Review / Test Report)
- 18mmでは3.2%の顕著な樽型歪曲を見せたが、35-200mmでは1%程度の糸巻き型歪曲とやや制御された。
- 周辺減光は18mm F3.5で1%で、200mm F6.3では0.8%とシグマのAPS-C専用レンズとしてはよく制御されている。
- 解像度に関しては18mmが開放から驚くほど良かったが、35mmの周辺部の解像度は劇的までに落ち込んだ。35mmでの使用はF8以上に絞ることが求められる。50,200mmでは特に問題ないが100mmではまた周辺部が落ち込む結果となる。
- 中央部の解像度は200mmを除いて開放からExcellent(最高評価)となった。200mmも一段絞ればExcellentとなるので、中央部に関しては何の問題も無かった。
- 周辺部の解像度は18,50,100mmでは開放からVeryGood(上から2ランク目)と高評価。問題となる35mmは開放ではpoor(最低評価)となり、絞ることで段階的に回復してF11ではVeryGoodとなった。もうひとつの問題である100mmの開放ではGood(上から3ランク目)とやや厳しめで、四隅に至ってはpoor評価となる。これもF11まで絞ることで周辺・四隅共にVeryGoodまで回復した。
- 倍率色収差は0.5-1.1ピクセルの間となり、ズームレンズとしてはよく制御されている。
- ぼけ味に関しては非常に神経質なザラザラとしたぼけ味となった。
- 18mmの描写は素晴らしいが歪みが大きく、35mm,100mmでは解像度が著しく落ちる結果となった。焦点距離に寄って弱点が異なるレンズとなるが、絞って使うことである程度は改善され、またAFスピードも早くて正確かつ手振れ補正も3段分と優秀である。
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