節電用にワットモニター買いました
製品名はTAP-TST8(公式サイト)
コンセントに差し込むタイプなので使い方は一目瞭然。
家電は購入時の安さも重要ですが、使い続けることで発生するランニングコストもまた重要です。コストを節約=節電のためにワットモニターが結構良い感じだったのでレビューしておきます。

iPhoneの充電は4W程度らしい。
3つのボタンで項目が入れ替えられます。
上段が「料金orCO2排出量」で下段が「ワット数」となっている。上段はコンセントを差してからの累積料金や月額の推定料金やCO2関連を算出でき、下段はワット数はkWhやWもしくはコンセントを差してからの使用時間が見れる。
上2つのボタンを押すことですべての数値をリセットできるのがかなり便利に感じた(レートなどの設定は消えない)。あと電気料金レートを自分で調整できるようです。自分の使ってる電力会社の料金プランを調べてレートを入れると正しい数値が算出できる。
一般的な家電の料金
簡易的に家の中の家電を調べてみました。家電の種類 | ワット数 | 一時間の料金 | 一月の料金(24時間運用の場合) |
冷蔵庫 | 6W | 0.1円 | 69円 |
除湿機(古いタイプ) | 148W | 2円 | 1710円 |
ストーブ | 480W(弱) 920W(強) |
8円 15円 |
5547円 10632円 |
電気代は目安としてこちらで計算。
冬なので冷蔵庫の消費電力は当てになりません。
冷蔵庫は一般家庭用のモノだが、機械音があまり聞こえなかったので冷却自体が控えめでワット数も低くなるようです。夏場だったらまた変わるでしょう。
除湿機は日立のRD-5620Aという物凄く古いタイプ。洗濯物のために一晩中付けることもあるのでかなりの電気代を食うことが分かった。ランニングコストが最悪です。

ストーブはこんな感じの標準的なモノ。
暖房器具の消費電力の高さは一般的。ストーブなどは一日2時間程度に留めておきたい。
テレビのバックライト設定は重要
我が家で使っているテレビはVIERAの32型です。調べていて分かった事は待機電力の高さとバックライト(明るさ)設定の消費電力の違いです。以下に簡単に書いておきます。
バックライト設定はテレビの設定画面から調整できます。コントラストや彩度・ノイズリダクション等の設定は消費電力に大きな影響はありませんでした。
バックライト設定 | ワット数 | 一時間の料金 | 一月の料金(24時間運用の場合) |
-30 | 61.6W | 1円 | 712円 |
-15 | 74.7W | 1.2円 | 863円 |
0 | 81.8W | 1.3円 | 945円 |
15 | 82.1W | 1.3円 | 949円 |
30 | 82.5W | 1.3円 | 953円 |
0以上になると大きな差はないので我が家では明るさは-20に設定しました。これだけ下げてもリビングで見る分にはくらいとは感じないので節約になった。
待機電力は15Wと高めだった。
パソコンはモニターが電気食い
デスクトップとノートPCを調べてみました。デスクトップ:WindowsXP+Intel E7300+geforce GT 9500
ノート:WindowsXP+celeron540(VGAはオンボード)
スペックとしては3年前の標準となります。起動時やしばらくしてからの安定時・作業時等を調べてみました。
PC/状態 | 起動時 | 安定時 | 作業時 |
デスクトップ | 90W | 73W | 77W |
ノート | 40W | 33W | 34W |
またデスクトップでRAW現像時にはCPUの使用率が100%になり90Wまで消費電力が上がった。あとVGA関連は調べていません。(調べ忘れ)
またデスクトップPCにはE2205WSというモニターを使用しているのですが、こちらは消費電力が22.8~37.5W(明るさ設定0~100)となった。
パソコンとモニタを一月付けっぱなしで大体1100円位になる事が分かった。私は一日5時間くらい付けてるので月で240円くらい使っている事になる。
備考
家電は製造時期によって設計が大きく異なります。そのためこの記事は参考程度にとどめておいて下さい。しかし古い家電を使っている方はワットモニターでどれだけ無駄があるのかを知るのは良いと思いました。ランニングコストが高いものは思い切って買い換えたほうが得かもしれませんので。
あとこのワットモニターは中々男心をくすぐる商品だと思った。
自分が使っているものの詳しいスペックが分かるというのはなかなか面白い。2800円で購入した割には遊べそうです。
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